これぞ リスキリングか Google SS/Excel【変幻自在の関数】

すぐ使える ひとつのセルに入れるだけの関数を紹介します

#004 名簿などの№列が表最下行まで たったひとつのセルでできてしまう

こんにちは 能山 生土です

名簿等の表で 一番左の列に №列 を置くことが多くあります

表内のデータが散らばっている場合や

リアルタイムで 表内のデータがランダムに下方向に追加される場合

一番最下にある行まで自動で通番を付けたい

というときに使える関数を考えます

つまり、自分で表を見て№を手作業で追加することから解放します

 

以下の学校でよく使う表で説明します

表内は1~5組と クラス(組)毎に

データ(氏名)が散らばっています

 

 

さて №列 の通番 1、2,3、4,5

これは 2組の 木島 が上から5番目で 最下行に位置しているからです

 

もし 4組の下に 志賀 が追加されたら

№列は 1~7に変化します



表の中で最下行である数字(7)を求めて1から通番を作る関数を作ります

関数は №列のすぐ下のセル(上の例では セルB3) に入れます

 

[完成した関数]

 

[使用例] データ範囲:C3:G・・・1組のすぐ下セル(C3)~5組の列(G列)

 

■使用方法

・下のリンク先ファイル(#004 最大行通番)を開き

 関数が入っている セルB4(黄色)の数式を コピーする

・別Googleスプレッドシートファイルに貼り付ける

・行間隔、最大値を変更する場合は

 =LAMBDA(・・・・・)(C3:G) の最後のカッコ内(データ範囲)を修正

 

■リンク先 URL

#004 最下行数連番

 

Excel で使う

・2022年2月、Microsoft Excel 365版で使用できる新しい関数が増えましたので

 この記事で使える関数は

 LAMBDA関数が使えるExcel最新のバージョンで利用してください

 実際に、以下の関数を入力してセルが「#NAME?」エラー表示にならなければ、

 利用できます

 

[完成した関数]

[使用例] 表右上アドレス=C4 表左列内アドレス =G1

     ただし 表左列内アドレスは G1 G2 G3 ・・・のように どのアドレスでもOK

 

■使用方法

・下のExcelが埋め込まれたフレームで

 関数が入っている セルB1(黄色)の数式を コピーする

・ローカルのExcelファイルの適当なシートに貼り付ける

 貼り付けた数式の先頭に 以下の通り = を付ける

 =LAMBDA(・・・

表右上アドレス表左列内アドレスを変更する場合は

 =LAMBDA(・・・・・)(C4,G1) の最後のカッコ内(アドレス,  アドレス)を修正